ウェディングの衣装マナー

タブーな服装

ウェディングの主役花嫁さんと被らなくてもこれはアウトです。

結婚式に着てはいけないとされる衣装に革素材や毛皮素材の物があります。 華やかで派手で男性も喜びそうなのですが、なぜいけないのでしょうか。 それは生物の毛皮は殺生との印象を見る者へ与えてしまうからです。 祝い事の席なので死を連想させるアイテムは極力排除する、それがマナーなので 動物の毛皮を使用した衣装はウェディングにおいてタブーなのです。 また縁起を担ぐだけでなく毛皮は抜けて飛び散ってしまうという負の動きを するのもタブーとされる理由になっています。 披露宴で出される料理の中に毛が混入してしまうと食欲も消えてなくなりますし、 細かいことは気にしない人でも衛生上の問題で喜ばしいことではありません。 仮にゲストの全員が毛皮のコートで集合してしまったら、会場には毛が舞って 咳やくしゃみが止まらない人だらけになってしまいます。 お料理に落ちなくても呼吸をするたび口の中には飛び込んできますし、防止策で みんなマスクをするのも滑稽な光景で結婚式らしからぬ異様な雰囲気になるでしょう。 なので毛皮素材の物はタブーとされますが、大量に抜け毛が発生しないのなら多少 はオッケーとも考えられているので式次第ともいえます。 基本はアウトでもカジュアルな披露宴ならそんなに気にしなくてもいい、なので 心配なら友人に相談して決めればいいのではないでしょうか。 また露出にもマナーはあります。 あまりにセクシーで花嫁さんよりも男性の視線を集めてしまう、そんな衣装が忌諱 されるのでやりすぎには注意しましょう。 胸元が大きく開いていたり丈の短いスカートなら男性ゲストも大喜びで、ついつい 顔がにやけてしまうのを止めることができません。 でもサービス精神を存分に振りまくそんなセクシーさは、主役の視点から見ると 邪魔で不快な存在でしかありません。 花嫁よりも殿方の視線を多く集めてしまう、つまり主役を見ないで脇役の太もも ばかりが注視されるとっても屈辱的な扱いを受けていると感じるのです。 太ももが見える服装なら目が行ってしまうのは男性なら仕方の無いことで、この事 で私は男性ゲストを責める気にはなれません。 かといって露出の多い女性ゲストも責めたくはありませんが、形だけ責めます。 会ったのがウェディング会場でなければバンザイをしたくなるような際どいセクシー な衣装を着てきたからといって、「そんなに露出してはいけません」なんて説教 したくはなく、結婚写真にかこつけて撮影しておきたくなるのが男の性です。 なのでもし薄着で注意される女性がいたのなら恐らく同性の方からでしょう。 異性の立場からはマナー違反と分かっていても「もっと激しく情熱的に違反してくれ」 というのが正直な気持ちになると思われるからです。 ボディーラインが出すぎたり胸の谷間が強調されすぎだと、幸せそうな新婦さん よりもそっちを見ていたほうが幸せな気分になれます。 つまり主役の花嫁さんの影が薄くなることを意味します。 これは新婦さんがおおいに不満を持つトコロでしょうが、男性ゲストははっきり 言ってそんなのどうでもいいのです。 壇上の純白のドレスよりも隣のテーブルの純白のパンツやヒップに興味を持つのが 当たり前ですし、それを阻止する手立てはありません。 こうした理由で男性から注意されることは少なそうですが、花嫁さんよりも殿方の 注目を集めそうな衣装、露出の多い大胆な服装はタブーとされています。 ゲストの年齢層が高めになるほど露出具合も減らさなければならないようで、 スカートの丈も膝上にならない程度のものを選びましょう。 ただし夜間の披露宴だとこのルールも大幅に緩和され、逆に夜の正装ほどお肌を 多く見せるタイプになります。 露出を楽しみたいのなら夜の披露宴はチャンスですね。