ウェディングの衣装マナー

男性の服装

男性ゲストならウェディング会場ではスーツがベストです。

女性ならいろいろとバリエーションの多い結婚式向けの衣装ですが、男性だと驚く ほど選択肢が少ないので何を着ていくか悩みすぎて毛が抜けてしまうこともそんなに ないかと思われますが、油断していると枕元に抜け毛がごっそりと落ちて朝の 目覚めの時が不安でたまらなくなる人もいるようです。 あまり激しく抜け毛が進行してしまうと薄毛治療も考えなくてはならないので、 いざという時にあせらなくても済むよう結婚式場にはどんなお洋服を着ていくのが ベストなのか知っておくといいでしょう。 新郎なら紋付袴などの和服もありですがゲストで参加するなら主役達より目立つ ことは避けなければなりませんし、スーツ姿で脇役に徹するのが望ましいです。 明るい時間ならモーニング、夕方以降の薄暗い時間ならタキシードというのが確実 に周囲に溶け込める衣装になりますがこれを絶対に守れというルールではなく、 数千人も集まるような披露宴でなければ黒色のフォーマルスーツで24時間いつでも 対応しても問題はないでしょう。 テレビ局から取材にやってくるレベルの披露宴だとそうもいきませんが、親族と友人 や関係者が百人程度の規模ならそこまで細かく気にすることもありません。 黒い礼服ならたいていの行事に対応できるのです。 スーツの下には白いシャツを着用して白のネクタイをすれば完璧です。 もっと砕けたラフな雰囲気になりそうならネクタイすら不必要になるかもしれません が参加者の内訳がよくわからなければ上記の姿を考えておけばいいはずです。 準礼服のディレクターズスーツでも大丈夫で、やはりその下には白っぽいシャツと ネクタイで合わせますが、蝶ネクタイでオシャレに決めてもいいでしょう。 上着とズボンはこのようにスーツが良いですが、それ以外の部分はオシャレに アレンジして個性を発揮させるチャンスになります。 ネクタイも真っ白でなくてはダメと思い込んでいる男性が多いのですが、白と黒の ストライプなんかも大丈夫なのでシャツに合わせて選びましょう。 柄はこのように多少の自由度がありますが、素材にも一応マナーというかルールが あり、ツヤツヤしていて光沢のある素材が晴れ舞台を彩るのも忘れてはならない ポイントなので、色だけでなく素材も気にしましょう。 目立ちすぎはいけませんがみんなが地味すぎて会場がどんよりしてしまうのもなんか 不吉ですので、自分がその結婚式場を飾る花になったつもりでコーディネートを 考えればおのずとセンスの光る衣装を決めることができるでしょう。 オシャレの度合いが高まるのは昼<夜で、遅い時間の披露宴だと女性ゲストの衣装 もセクシーで露出の多いものが増えますが、男性ゲストも同じです。 ただし紳士なので肌の露出が増える服装を選ぶのではなく、アダルトな魅力を 振りまくものを着こなすことになります。 勤務中は昼間どころか夜でもめったに着用しない蝶ネクタイをしたり、さりげなく ポケットチーフを飾るなど紳士なりの方法でムードを盛り上げるのです。 キレイな淑女に負けないよう露出しようとしても男性がその方面でやれることは ほとんどありませんし、ウェディングの会場に相応しくない衣装になりそうです。 余興の出し物をする場面以外で中年男性が太ももをあらわに曝け出すシーンはなく、 またバニーガールの格好でドリンクを配る初老の紳士も期待はされていません。 これは昼夜関係なくのことなので、もし露出癖があっても会場の空気を読んで無理 っぽいと判断したのなら諦めてスーツ姿でおとなしくしていましょう。 多くの人の目に触れない下着に拘ってTバックや褌でセクシー路線を攻めるのは いいですが、それくらいで我慢してください。 せいぜい胸元のポケットチーフでアピールするのを上限としておくべきです。 ポケットチーフの折り方も衣装によって変わりますので、それを正しく折って おけばこれだけで充分アダルトさをアピールできますよ。